術後153日 サンダルで遠出
昨日のスパジアムジャポンへ行った時、行きは主人が仕事のついでに車で送ってくれた。
仕事に遅れないようにと出だしで慌ててしまい、降りた時に近所用のつっかけを履いていることに気づく。
こんなの履いて歩いたら、帰りは膝ブロークンの予感!!
変なサンダルを履いていることより、膝を心配する。
しかし予想を裏切り、サンダルをパカパカしながら帰ったが膝はそんなに痛くない。
クロックスのサボで履きやすいとはいえ、術前だったら確実に膝が痛くなっていた。
歩きやすくない靴で遠出できたとこは、自分としてはすごいこと!
思わず子どもに「ママ膝治っちゃったし、たくさん歩いて痩せちゃった!」と言うと、「治ってないし、痩せてないよ」と冷たくあしらわれる。
体重はさておき、膝に関しては術後100日頃の悲観的な予想を、訂正せねばならない💛
この時は、術創の回復と比べて膝の回復にあまりにも差があったので、「関節のぶつかっている部分を離してもこんなに痛い。ずっとこんなもんだろうな。」っていう感覚を持っていた。
虫歯が回復することはないような、そんな感覚。
回復する組織なら、こんなに長く痛いわけがない。もぅむり。。となっていた。
しかし今は、この時に想定していた以上に痛みが減った。
関節の回復というより、周りの組織が慣れるために時間が必要だったのだろうか?
歩行というのは、とても複雑な動きだしな。
先日のかかりつけ医の診察でも「今は何に困っていますか?」と聞かれて、何も困っていない!と思った。
答えあぐねていたら、「ちゃんと曲がったほうがいいですよね、欲を言えば」と先生が代弁してくれた。
そう今は、欲を言えば~したい、という域に達している。
何という幸せなことだろう。
医療によって、こんなに生活が一変するんだ。
今の先生と出会ってなくて手術をしていなかったら、私はあのままずっと「この脚がなくなってしまえば、車椅子に乗れるのに」と思いながら過ごしていただろう。
とはいえ、骨切りは最高!みんなやったほうがいいよ!とすすめられるかというと、そこはよくわからない。
手術のする先生の腕前、もともとの歩行バランス、反対側の軟骨の状態、リハビリに必要な筋力、術後に求める水準(スポーツしたいとか)、諸々の要素が術後の満足度に関係すると思う。
私の場合は、もともと人工関節を受け入れていたので「痛くなければいい」というレベル。運動したい人に、骨切り後の脚が満足いくものかどうか、私には判断できない。。
しかし主治医は「この膝はよくなるよ」と断言していた。
骨癒合などで経過が良ければ、医学的には予後は分かるのかもしれない?
同じ症状に苦しむ方々が、信頼できるお医者さんに出会えるよう、また全国のお医者さんが日々勉強してくれることを、心から願ってやまない。