はと X脚 変形性膝関節症 骨切り記録

10才で左膝外側円板状半月板摘出、40代で同膝の末期の変形性膝関節症。生まれつきのX脚で外反が増悪。45才で遠位大腿骨骨切り術を受けたので、その記録。

術後153日 サンダルで遠出

昨日のスパジアムジャポンへ行った時、行きは主人が仕事のついでに車で送ってくれた。

仕事に遅れないようにと出だしで慌ててしまい、降りた時に近所用のつっかけを履いていることに気づく。

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やってしまった。。。

 

こんなの履いて歩いたら、帰りは膝ブロークンの予感!!

変なサンダルを履いていることより、膝を心配する。

 

しかし予想を裏切り、サンダルをパカパカしながら帰ったが膝はそんなに痛くない。

クロックスのサボで履きやすいとはいえ、術前だったら確実に膝が痛くなっていた。

 

歩きやすくない靴で遠出できたとこは、自分としてはすごいこと!

思わず子どもに「ママ膝治っちゃったし、たくさん歩いて痩せちゃった!」と言うと、「治ってないし、痩せてないよ」と冷たくあしらわれる。

 

体重はさておき、膝に関しては術後100日頃の悲観的な予想を、訂正せねばならない💛

 

hato-0000.hatenablog.com

 

この時は、術創の回復と比べて膝の回復にあまりにも差があったので、「関節のぶつかっている部分を離してもこんなに痛い。ずっとこんなもんだろうな。」っていう感覚を持っていた。

虫歯が回復することはないような、そんな感覚。

回復する組織なら、こんなに長く痛いわけがない。もぅむり。。となっていた。

 

しかし今は、この時に想定していた以上に痛みが減った。

関節の回復というより、周りの組織が慣れるために時間が必要だったのだろうか?

歩行というのは、とても複雑な動きだしな。

 

先日のかかりつけ医の診察でも「今は何に困っていますか?」と聞かれて、何も困っていない!と思った。

答えあぐねていたら、「ちゃんと曲がったほうがいいですよね、欲を言えば」と先生が代弁してくれた。

 

そう今は、欲を言えば~したい、という域に達している。

何という幸せなことだろう。

医療によって、こんなに生活が一変するんだ。 

 

今の先生と出会ってなくて手術をしていなかったら、私はあのままずっと「この脚がなくなってしまえば、車椅子に乗れるのに」と思いながら過ごしていただろう。

 

とはいえ、骨切りは最高!みんなやったほうがいいよ!とすすめられるかというと、そこはよくわからない。

手術のする先生の腕前、もともとの歩行バランス、反対側の軟骨の状態、リハビリに必要な筋力、術後に求める水準(スポーツしたいとか)、諸々の要素が術後の満足度に関係すると思う。

 

私の場合は、もともと人工関節を受け入れていたので「痛くなければいい」というレベル。運動したい人に、骨切り後の脚が満足いくものかどうか、私には判断できない。。

 

しかし主治医は「この膝はよくなるよ」と断言していた。

骨癒合などで経過が良ければ、医学的には予後は分かるのかもしれない?

 

同じ症状に苦しむ方々が、信頼できるお医者さんに出会えるよう、また全国のお医者さんが日々勉強してくれることを、心から願ってやまない。