術後49日目温泉のバリアフリー - はと X脚変形性膝関節症骨切り記録

退院後は湯舟の掃除が大変なので、家族も巻き込んで夏はシャワーのみにしてた。

ずっと、お湯に浸って重力から解放されたい気分だった。

ヨチヨチ歩きができるので、思い切って近所の温泉に行くことに。

温泉といっても電車でラクラク宮前平温泉。

ここは深さ120cmの立湯があり、術前も重力から解放されに行ってた。

温かい黒湯の中でフンワリ立ち、痛みから解放される時間は至福。。。

大江戸温泉より静かだし、お湯も好き。

昔は瀬田温泉に行っていたが、今は温泉ごと高級スポーツクラブになってしまった。

セレブしか黒湯に入れない施設を通るたびに、マッドマックスで水を独占されてる市民の気持ちになる。

「俺はこの荒れ地で、たった1つの本能だけで存在している。温泉に向かう本能だ」。

トム・ハーディの面で宮前平に到着。

フロントで確認したところ、館内は杖OKとのことなので、ヨチヨチ歩きは風呂場だけで済みそう。

風呂場は最初緊張したが、床は瓦を縦に並べたり様々に趣向を凝らして滑らない加工がしてあり、とても歩きやすくて感動。滑りポイントはゼロ。

露天で、趣ある寝湯のあたり、飛び石を歩くところだけグラついた。

お湯が黒く何も見えないため、足から入るのは怖い。なので手すりをつかみ、湯舟の端にまず座ってから、クルっと方向を変えて湯舟に沈むように入ればOK。

今まで意識しなかったところを気にしながらの入浴。施設がどれほどバリアフリーを実装しているか、よくわかった。すごいな設計した人！！

ずっと入りたかった温泉は最高。最の高。「あー幸せ」を連呼。

プレートが熱くなるなどは特に無し。ただひたすらに気持ちが良かった。

立湯の中では楽に歩けて、早くこういう風に外を歩きたいなーと思った。

子供と美味しいご飯を食べて、休憩所でゴロゴロして、かなりリフレッシュ。

また行きたいなー💛

トータルで順天堂ほどの距離を行ったので、後で体中が筋肉痛になった。

ヨチヨチ歩きのせいで膝も多少こわばって痛いが、動いているうちにおさまるタイプの痛み。

たかが風呂に出かけただけで筋肉痛になるとは、手術後にずいぶん体力が落ちたと実感。確かに、術前で今の生活だったら、ものすごい引きこもりだし運動不足と感じるだろう。

温泉行ったら体が元気！自転車もう乗れるんじゃない？！と思って、調子こいて愛車（電動自転車）にまたがってみた。

またがった直後に、電動自転車の重みで左脚にグッと痛みが出て、即挫折；；

この程度の重みで痛いのでは、近所の歩道では人混みで脚を着くシーンが多いので、まだ乗るのは難しそう。。。

自転車は大腿四頭筋がポカポカして気持ちが良いから、早く乗りたい…！

あまり歩けずとも、他は部分はなるべく動かすようにしたい。