術後367日 健康診断でお出かけ
昨日の外来に続き、今日は会社の健康診断で池袋へ。
気が向くままにお出かけできない日々なので、どんな用事でも外出できるとうれしい。
健康診断は、正味一時間で終わった。
コロナで時短のため、健診結果の説明を省くことができて、後日送られてくるとのこと。いつも後日でいいよ。
恐れていた採血、何人もの看護師さんをなぎ倒してきた孤高の血管だけど、今日担当してくれたベテランの女性、難しい場所に一発で決めてくれた!
「え、採れたんですか!本当に!?上手!すごいですね!」と大絶賛した。
私の採血神がここにいたなんて。シフトを確認して、いつもこの人にやって欲しい。
視力検査は、適当にやったら0.8から1.2になったけど、不正かな。
体重は、+1kgで「思ったより太ってないな♪」って、あ、去年もデブだったテヘペロ。
筋肉量が減ったと考えると、めちゃ太っている。ダメダメだな。
オンラインのフィットネスレッスン、楽しいんだけど、家族が見てくるからなかなか恥ずかしくてできないし。。言い訳の日々。
膝のために、抜釘を目標にしてベスト体重に戻さなきゃな。
心電図や聴力など全く問題なく、今日も多分ド健康な予感のまま施設を後に。
膝が治った今、私は単なる健康体である。
サンシャイン通りをブラブラしようとしたけど、あまりの暑さに駅へまっしぐら。
不織布のマスクがビショビショして気持ち悪い;;
涼しい山手線で一安心。原宿にさしかかり「あ、IKEAはそろそろ空いたかな!」と急に思いたち、発作的に降車。
最近お年頃な子どもが、自分の部屋に洋服を置きたいというので、衣類収納が欲しかった。
新しいビルだから、涼しいに違いない。
外までシナモンロールの香りがただよってくる。
中は結構混んでいるけど、換気してるしまぁいいや。
原宿は狭いから小物がちょっぴりあるだけかと思ったら、フロアは結構広くてほどよく揃っていて、いい感じ。
大物家具はないけど消耗品の品ぞろえが良く、年中行けない身には大変ありがたい。
2Fのカフェは席も多く、食べ物が200円だったりする。若者でギューギューであった。空いたら来てみたい。
衣類収納のほかに、欲しかった電源カバーやよく使うフリーザーバッグやペーパーナプキンなど、うっかり買い過ぎた。
健康診断で何も食べていないので、渋谷の東急の妻家房に寄って、18時間ぶりの食事。
暑い日の水冷麺は最高!ワンパクだから+500円で海鮮チヂミも頼んじゃうよ!
多いので持ち帰ろうかと思ったけど、やはりここのチヂミはパリパリのうちが美味しい。
バリウム下剤の時限爆弾を気にしつつ、完食。
昨日と合わせると結構歩いたし、重い荷物も持ったので、脚に負担はかけた。
でも膝は痛くない!
健側と同じように、膝の疲れによる表面の痛みはあるものの、以前のような関節内の痛みが無いのが最高。
もしかして、ドリリングしたところ、コラーゲンでツルツルになってる?!
前のあれだけの痛み、関節がどれほど傷ついてたのかずっと気になっている。
骨切りの時の、内視鏡の映像はなぜ見せてくれないんだろう。グロ画像だから?いや、見せて欲しいって言ってないからか?
抜釘の時は、内視鏡で映した膝の中を見せて欲しいなぁ。
術後366日 外来7回目(1年経過)
2019年の8月14日に手術して、今日の外来がちょうど一年後の8月14日!!パチパチパチ。めでたい。
昨日はテスト前の一夜漬けのごとく可動域を広げようと曲げ訓練したら、無駄に膝痛くなったw
先生にいいところ見せたかったんや・・・。
ロコアで応急処置をして、事なきを得る。
今日もコロナに怯えつつ直立不動で電車移動。
どんなにマスクしようが消毒しようが、コロナに感染する時は一瞬なんだろうなぁ。
ミサイルが飛び交っている中でかけるしかなくて、当たったら運が悪かったと思うしかないっていうか。
去年、リハビリで中庭に出たときもこんな感じで暑かったな。
一年前に思いを馳せ、しみじみ。
病院の中はヒンヤリ快適ですよ。ありがたや。
お盆なので少しは空いていると思ったけど、外来は相変わらずの混雑。
みんな順天堂の整形外科を頼って通っているんだな。
ひたすら待つこと2時間、やっと順番きた!
毎度おなじみの入室チェックでは、「動きが機敏になったね」とのこと。
「絶好調です!」とすかさず報告。
今日は絶好調なことを報告すると決めていたので、「こんなに良くなるとは思っていませんでした!」「バランスが最高です!」「全く痛くない!」とルンルンでひたすら絶賛。
私の膝神(主治医)も「それは良いですね」と、ニコニコしてくれた。
骨はもうほぼくっついていて、ズレなども無しとのこと。この時期でもまだズレとか起きるのかな?
遊園地のプールに行った話をしたら、「傷は出してるの?こんな感じで許してもらえるかな」とかおっしゃる!!そんな気を遣っていただいて、涙でてくる!!
かかりつけ医も「傷こんなに小さいんだ!さすが」って、驚いていたほど、キレイな傷である。この隙間から大腿骨ぶった切ったんですよ。200点満点っすよ。
前回からまたできるようになったことと言えば、立膝である。
膝の皿周りの動きが柔らかくなったため、とのこと。
術前は圧痛のような激痛ポイントがあり、立膝はできなかった。
できなかったことまでできるようになって、本当に驚くばかり。
あとは、主治医がスマホで歩くところのムービーを撮った。診察室を行ったりきたり。
術前からの拘縮で屈曲伸展が右と異なるので、完璧ではないけど、これからも頑張って進化していける気がする。
立ち姿の角度を確認すると、両脚172度と完璧に一致。
立ってて楽なはずだわ。
昔の写真と並べてくれた。
私、どんだけ曲がった脚で暮らしてきたの。辛い思いしてきたねホント。
診察の最後、「これからは半年ごとに診せてくださいねー」となったので、抜釘について確認してみたら、「それねー、どうしますー?」と言われる。
「快適なので今のままでいいんですけど、将来、”この金属がはいっているせいで...”って事態になるなら取りたい」と伝えた。
主治医いわく、
・人工関節になる可能性はあるので、取ったほうがいい。
・もう手術は嫌だ!など事情があるなら、そのままでいい。
・大腿骨はとても太い骨なので、安静にしていられる時期に手術する。
・(5年後でも?と聞いたところ)更年期に入ると骨が脆くなるので、やるなら来年など早めに。
とのこと。
そりゃぁ、抜釘一択ですよ!
・角度が直って絶好調でも、半月板が無いのは変わらずなので、人工関節の選択は残しておきたい。
・万が一骨折した時、金属のせいでエクストリーム骨折になりそうで嫌。
・銀の金属アレルギーなので、チタン?コバルト?だって信用できない。40年くらい入ったままだったら何か起きそうで嫌。
・子どもが中学校に入ったら、手がかからない。激しい運動や動きをする予定は全くない。
・今の会社が融通が利くので、いるうちにやりたい。
・手術で痛いのは平気。
というわけで、次回6ヶ月後に相談、ということになった。
私が抜釘したいと言ったら、やることになりそう。
しかしまったく痛みも違和感もなく、脚を触っても、どこに金属があるのかも分からない。
まさに不要不急なので、悩ましい。なんとなく取りたいだけっていう。
その時にコロナで状況がどうなってるかによって考えよう。
電車で帰宅後、接触確認アプリ(COCOA)をチェック。
抜釘の時はコロナ落ち着いているといいなぁ><
術後364日 としまえんにお別れ
仕事先で座るか・家で座るかというライフスタイルで、即身仏になりかけてる今日この頃。
運動不足すぎてまずい!と思いティップネスのオンライントレーニング「トルチャ」に申し込んでみるものの、加齢で動体視力が落ちているのか、画面のインストラクターを目で追うと気分が悪くなってしまう;;三半規管もヨワヨワ;;
毎年恒例の区民プール漬けも、コロナが気になってできない・・・。
いい加減閉じこもりすぎて、生きてても楽しくない。
子どもも夢を持てず、やる気のない毎日。
夏期講習が朝から晩まで大変で、さすがに子どもが気の毒になり、夏らしいイベントを探した。
親子二代に渡ってお世話になってきた遊園地「としまえん」が今月で閉園になってしまうので、思い切っていくことに。
日付指定券の争奪戦に加わって数日、ほんの一瞬リンクが有効になった瞬間に、クリックしてチケットをゲット!
誰かキャンセルの瞬間だったのかな。
おでかけは3月の筑波山以来だ。
「えー、ママと2人じゃつまらない!」と言われたものの、お友達を誘って何かあったら困るのである。ママで我慢しろ。
園の感染対策ガイダンスに従って、アルコールやマスクを準備していく。
8月にはいってからは猛暑続きなので、当日は最高のプール日和!
思春期の娘と二人なんてどうなるかと思ったが、すっかり幼子のテンションで遊んでくれたのでホッと一安心。
としまえんはサマーランドに比べると水が冷たくて、だいたい唇が青くなって寒くて退散するんだけど、寒くもなく暑くもなく非常に快適であった。
遊園地のほうはマスクなので、息苦しい。しかも乗り物が間隔を空けての乗車となっていて、ジェットコースターは80分待ちのディズニー状態。
いつ来てもガラガラだったとしまえん、最後に錦飾ってるなっ・・・!
自分が小学校の頃のとしまえんを思い出すような、大人気行列。
しかし、間隔を空けて乗車する前に、この行列の密でクラスター発生しそうなんだが。
いや、行列は勝手にお客が並ぶから、乗せるのと違って責任とらなくて済むとかそういう感じ?
乗り物はフライングパイレーツだけ乗って、あとは並びたくないので諦めた。
水着で濡れたままで遊べたからまだ良かったが、洋服だったら熱中症になりそうだった。
マスクが汗で張り付いて、酸欠になる💦
9時に行ったので14時くらいに帰るかなーと思っていたら「あれもやるーこれもやるーまだ泳ぐー」ですっかり夕暮れ。
20時からオンラインで個人指導があったので、間に合うように切り上げて帰ることに。
オンラインは家にさえ帰れば間に合うから、気楽だぁね。
最後の思い出でどうしても乗りたいというので、回転木馬カルーセルエルドラドに乗った。
ディズニーのきらびやかなメリーゴーランドもいいけど、この夢あふれる懐かしい雰囲気のメリーゴーランドも好きなんだよなぁ。
こちらもいつもはガラガラ乗り放題なのに、今日は激込み。
私の母は、私も孫も機会があればとしまえんに連れてきてくれたので、思い出がいっぱいの場所である。
子どももいつもは「えー、またとしまえん?!飽きた!」って言ってたのに、閉園となると「やだー!さみしい!」と大騒ぎ。
としまえんのプールはかなり好きで毎年行っていたので、家族みんなでガッカリ。
個人的には、瀬田温泉が無くなった時くらいガッカリ。
サマーランドまで行くの遠すぎる。。。大磯ロングビーチとかもっと遠い。。
電車で行ける距離の大規模な施設がどんどん消えて、ららぽーと的な同じ店ばかりのオシャレビルになってしまうんだよなー!!漢方バーとかガラスの展望台とかじゃなくて、もっと庶民の生活に寄り添ってくれよもうっ!
はぁ。これが令和なのか。
さて、久々のおでかけで膝はどうかといえば、歩いていてとてもバランスが良くて、絶好調。
ボロボロになる覚悟で行ったところ、プールを動き回っている時も問題なく、翌日もまったく痛くない!
(痛くなるのが嫌でロコアテープを貼ったので、貼らなかった場合は分からない)。
最近は、せっせと歩くとお尻から太ももにかけてが筋肉痛になる。
苦節一年、ついにここら辺の筋肉を活用できるようになったのか?!
早く人間になりたい!
膝から大腿の傷周りにかけて、広く「怪我をした場所」の触り心地。
少し感覚が鈍いような、正座で足がしびれてるところを触っているような感覚。
また、傷のところはもみほぐすと肩こりがほぐれるような感覚で気持ちが良いので、良くマッサージしている。
傷っぽい感覚もなくなって、健側と同じようになるのかな?
まだ健康な脚まではほど遠いけど、このままだとすごく健康な脚になっちゃう期待感。この回復は、どこかで頭打ちになるのか?!
まだまだ、骨切ヒストリーを記録していく所存。
術後331日 もうすぐ1年
最近は外来の時しかこのブログを書いていない。
私が参考にしてきた骨切りの人たちのブログも、術前術後をピークにいつのまにか途絶えている。
私は定期的に膝情報を発信し続けるぞ!膝のことならいくらでもネタがある!と思っていたのに、このブログも気づけば途絶えそうな勢い。
理由はといえば、膝のことを考えなくなっているからだ。
これは実は、かなり嬉しい状態である。
術前は膝のことを考えざる得なかった。
立てば痛いし動けば痛いし、座ってジッとしていて安堵するのも束の間、ちょっと捻れば激痛。
なので最近、フト気づくと膝のことをすっかり忘れていて、「わー!健康の人はこんな風に過ごしているんだな!」とあらためて感動した。
虫歯が痛むときみたいなものかな?
私の膝痛は何十年も続いていたので、今はあの苦行から解放されて幸せな気持ち。
日が経つにつれ、先生方への感謝の気持ちが募る。
私の脚を治してくださって、本当にありがとうございます;;
最近は、階段を駆け上がることができるようになった。
かなりいいバランスで、身体を押し上げるようにのぼることができる。
使えるようになったのは膝というよりも、膝回りからお尻にかけての筋肉が、自分の意のままに使えるようになってきた感じがする。
でもなぜか、駆け下りることはできないw 手すりをもたないと、前にのめって転びそうで怖い。
バスで降りる時、焦って手すりを持って遠心力で降りていて、ポールダンスみたいになってしまい恥ずかしい。
おりるほうも、いつか慣れてくるのかな?
私の場合、元が曲がり過ぎていたので、膝以外の組織が急にまっすぐになった脚と連動するのに時間がかかっている気がする。
運動が得意な人なら、身体感覚が優れていて、回復が早そう。
もうすぐ1年の時点で、この手術を振り返ると「やって良かった!」と思う。
やらなかった時のことを考えたら恐ろしい。
仮にここまでバランスが良くならなかったとしても、膝の激痛から解放されるだけも、やって良かったと思う。
手術が合うかは人それぞれ、と思っていたけど、脚の変化を体験してみて、かなり良いものだと思えるようになってきた。
変形性膝関節症で耐えがたい痛みに耐えている人たちに、骨切り術をおすすめしたい、と、やっと思えるようになってきた。
骨切り術は「手術したら病気が治る」みたいな感じではない。
やった後は自分の身体次第というか。思ったより、回復にかかる時間が長い。
新しい角度になるので、術後のリハビリはすごく大事だと思う。我ながら、リハビリは頑張ったと思う。
理学療法の先生の言うことを聞けない人(体重を増やしてしまう、筋力をつけない、回復期に無理する、自己流でトレーニングしてしまう人)は、要注意だと思う。
「こんな動き何に効くのか・・・」っていう地味な動きが、「あー、正しく歩く時、本当にここ使うんだなー」と今につながっている感覚がある。
今までの歩き方と違うので、先に理解できるわけがない。
出来ない時に根拠を説明されても「フーン」としか思わなかった。身体で体感して、やっとありがたみが分かった。
あと、私は患側が半月板が無く酷く曲がっていて、健側はナチュラルなX脚だったけど、患側を治してみたら、健側が実はすこぶる健康な脚だと知った。
健側も度々痛みがあったので、同じくらい悪くなっていると思っていた。
バランスが良くなったら、まったく痛まない。
すごく変な負担をかけていたんだと思う。
両脚が悪い人は、両脚が新しい歩き方を学習しなければならず、大変そう。
どっちにも負担をかけられないというか。
私のような、外傷性の変形性膝関節症で、X脚で、片側で、という人がどれほどいるか分からないけど、もし同じ状態で困っている人がいたら、参考になるといいなと思う。
術後289日 外来6回目
3カ月空いて外来。
コロナで不要不急の受診はNGかな?と思い事前に順天堂へ電話したら、
「通常通りです」とのこと。
「気になるなら延期もできますよ」みたいな。
感染対策バッチリなんだろう。さすが順天堂。
「は、はい」という感じで、予定通り行くことにした。
最近は「階段でいいや」って思えるようになってきた。
術後、かなり長い間エレベーターを探していたので、半年以上すぎてやっとである。
骨切り後にすぐ回復しなくても、焦らなくて良かったな。
簡易車椅子買った頃は、歩きづらいのが続くんだと思ってた。
その頃に比べたら予想をはるかに超えて楽である。
重心が正しくなると、こんなにまっすぐに立てて、楽なんだ!
筋肉をもっと鍛えれば、階段もさらに楽になると思う。
電車はガラガラかと思ったら、いつもよりちょい空きくらい。
マスクをして直立不動で乗り、三蜜に怯えつつ到着。
玄関で発熱チェック。あちこちにビニールシート。
病院側からしたら、ウイルスを持ち込んでくる訪問者から入院患者を守らねばならないのだろう。
整形外科は、前回と同じでちょい空きくらい。いつも激込みなので普通に混んでる。
フロア人だらけやで。辛い。
前回の外来からコロナに怯え続けて3カ月、あっという間だったような、長かったような。
私も先生もマスク。先生はいつもマスクか。
「前より歩き方が良くなりましたよね」とのこと。
小走りもできたし、かなり慣れて快適なことを説明。
プレートとの隙間の骨が上がってきている?というようなことを言っていた。
先生が心配していた段々のところも骨ができていて、切り目は目立たなく他の骨のようになってきた。
骨、モリモリついてるな。骨すごいな。キレイに切るとキレイに付くものなのね。
「使うほど、良くなりますからね」とのこと。じっくり診察する必要もなく、自粛生活の雑談などして終了。
次も3カ月後、術後1年だから?その後は半年後ですよ、とのこと。
今から9カ月後には、抜釘の話が出るのかな?
今のところプレートの違和感は0。大腿骨だからかな?
取る判断をどうやって下せばいいのだろう。
膝は既にボロボロなので、別の治療が必要になった時、プレートが入っているせいで。。ってなりたくないんだよなー。
術後268日 小走りできる!
今日は急ぎの用事があり、信号の変わり目で走った。
すると、前に小走りした時より、自分の脚で走っている感があった!
前は術前よりも走るのが下手になっていて「走るって、どうやるんだっけ?」という感じだった。
「ここを、どう動かせば、走るになるのか。。」みたいな、もう金輪際走ることができないような、絶望的な感じ。
でも今日は、何となく自分で走る動作が理解できた!
「おお、走れるじゃん!すごい!」と思った。
文字にすると、まるで「どうやって息をするのか分かるようになった!」と言っているような悲しい感じだなw
しかし、何十年も曲がっていた脚が急にまっすぐになると、こういうことが起きるんだろう。
傷周りのしびれはかなり改善したものの、完全ではない。
またコロナ自粛の運動不足もあって、傷周りの筋肉が全くついておらず、へこんだ感じになっている。
子どもが触った時に「へこんでる!」と言ってくる。
こんな筋肉無しの脚では、せっかく手術したのにまたすぐに術前の状態に戻ってしまうのでは。。と不安だった。
しかし、今日は小走りができたことで、ちゃんと自分の脚として再認識がすすんでいることが分かり、回復は止まっていないと自信が持てた。
術後256日 病院に思いをはせる。。
次回の通院は5月29日。
順天堂のサイトでお知らせを見ると、コロナは専用の場所で診察しているので、通常の外来は行っていると記載がある。
高度な感染管理に尽力しているからこそ、外来を開けていられるのだろう。
こうした病院の取り組みには、頭が下がるばかり。
昨年の手術では、自分が子どもの頃の膝の手術と比べて、医療の進歩に驚かされた。
疼痛管理による痛みの少なさ。傷の治癒の速さ。手術で使う器機の便利さ。
少ない苦痛で、短期間で退院できることに驚いた。
高度な設備と技術を使って、全てが効率化していた。
経営もしかり。平時からぎりぎりの人手で現場を回している印象がある病棟。整形外科の病棟も、スタッフが忙しすぎて、破裂寸前の風船みたいだった。
医師や病棟の看護師さんの不安やストレスはいかほどのものか、考えると胸が張り裂けそうだ。
この非常事態に対して、高度な医療レベルでここまで持ちこたえているのは本当にすごい。
現場の意識の高さで持ちこたえている部分も、十分な支援がなければいずれは限界が来るかと思う。
医療サービスに対して、キレイな水が出るのは当たり前、みたいな考えで、責めて甘えたらいけない。
医療関係者の依頼通り、「手洗い・うがい・家にいる」を実行したい。
私は膝のせい(今はおかげ)で、もともと家の半径数百メートルしか出歩かないような生活になっていたので、自粛を実行できている。
全員荷物を担いで走らなきゃいけないタイプのパンデミックだったら、即アウト。
色々な事情を抱えて、自粛したくても、できない状況の人がいる。うちの家族も、多大なストレスを抱えながら働いている。
全ての職種でテレワークできているか、といったら、そうではない。
そもそもテレワークできない、できるけど間に合ってない、できるけどやらない、色々である。
そして収入の不安。
医療として「自粛」が命を守るのは理解しているのだけど、経済として「自粛」が先に我が家の命を奪ってしまいそうで、ジレンマ。。
Stay at homeと声高に叫ばれると「パンがなければお菓子を食べれば(ry」と聞こえてしまうような、追い詰められた心境の日もある。
そのうち「パンがないからお菓子食べようと思ったら、作る人がいなくなった」ってなりそう。
それも歴史の1ページになるのだろう。