術後256日 病院に思いをはせる。。
次回の通院は5月29日。
順天堂のサイトでお知らせを見ると、コロナは専用の場所で診察しているので、通常の外来は行っていると記載がある。
高度な感染管理に尽力しているからこそ、外来を開けていられるのだろう。
こうした病院の取り組みには、頭が下がるばかり。
昨年の手術では、自分が子どもの頃の膝の手術と比べて、医療の進歩に驚かされた。
疼痛管理による痛みの少なさ。傷の治癒の速さ。手術で使う器機の便利さ。
少ない苦痛で、短期間で退院できることに驚いた。
高度な設備と技術を使って、全てが効率化していた。
経営もしかり。平時からぎりぎりの人手で現場を回している印象がある病棟。整形外科の病棟も、スタッフが忙しすぎて、破裂寸前の風船みたいだった。
医師や病棟の看護師さんの不安やストレスはいかほどのものか、考えると胸が張り裂けそうだ。
この非常事態に対して、高度な医療レベルでここまで持ちこたえているのは本当にすごい。
現場の意識の高さで持ちこたえている部分も、十分な支援がなければいずれは限界が来るかと思う。
医療サービスに対して、キレイな水が出るのは当たり前、みたいな考えで、責めて甘えたらいけない。
医療関係者の依頼通り、「手洗い・うがい・家にいる」を実行したい。
私は膝のせい(今はおかげ)で、もともと家の半径数百メートルしか出歩かないような生活になっていたので、自粛を実行できている。
全員荷物を担いで走らなきゃいけないタイプのパンデミックだったら、即アウト。
色々な事情を抱えて、自粛したくても、できない状況の人がいる。うちの家族も、多大なストレスを抱えながら働いている。
全ての職種でテレワークできているか、といったら、そうではない。
そもそもテレワークできない、できるけど間に合ってない、できるけどやらない、色々である。
そして収入の不安。
医療として「自粛」が命を守るのは理解しているのだけど、経済として「自粛」が先に我が家の命を奪ってしまいそうで、ジレンマ。。
Stay at homeと声高に叫ばれると「パンがなければお菓子を食べれば(ry」と聞こえてしまうような、追い詰められた心境の日もある。
そのうち「パンがないからお菓子食べようと思ったら、作る人がいなくなった」ってなりそう。
それも歴史の1ページになるのだろう。