はと X脚 変形性膝関節症 骨切り記録

10才で左膝外側円板状半月板摘出、40代で同膝の末期の変形性膝関節症。生まれつきのX脚で外反が増悪。45才で遠位大腿骨骨切り術を受けたので、その記録。

術後710日 抜釘手術当日

開会式、バッハ会長の話が長すぎて気絶寸前だったけど、大坂なおみさんの聖火点火まで見た!

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コロナなんだから、演説は画面に全文を写しておしまい、でもいいのに。

 

テレビを消した後、昼に暇すぎてウトウトしたせいか、なかなか寝付けず。

お隣のベッド、前回と同様にうめきイビキおばあちゃんでずっとうるさい。

でも耳栓つけると即シャットアウト!細切れでも良く眠れた。

整形外科はフットポンプの音もうるさいので、耳栓必須ですわね。

 

朝はパチリと起床。

点滴もなかなか刺さらない体質なので不安。

手術より血管関連が不安なのよ。

採血の検査技師さんに、水を飲んで来てくれると取りやすい、言われたことを思い出し、水を飲める時間内で水を飲みまくる。

 

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うるおい状態で待機。

 

前のベッドの女性も、同じ主治医で抜釘のよう。

コロナじゃなければ色々お話したかったな。

 

8時頃、前の女性が手術室に出発。

私も点滴をするのて先に着替えるように言われる。

 

大好きな弾性ストッキングを履く。

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前回と違い、脚の角度が揃っていて嬉しい。

 

次に紙パンツを履こうとすると、横の紐がポロんと切れたんだけど!

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デブいからこのまま履いても落ちてこなかったので、どうせすぐ取られちゃうし、そのまま履いた。

 

でも残骸を見た看護師さんにバレて、新しいのを持ってきてくれた。

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まぁ処置中に脱げても困るしね。

 

そして恐怖の点滴タイム。

「これは細くて難しいなー。利き手で悪いけど右で」と、右手の裏側に、1発オッケー。

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やった!

いつも左に悪戦苦闘で刺されて、液が通るとき痛みがあって嫌だったけど、今日の場所は無痛。素晴らしい。いつもここで良い。

 

10時40分に呼ばれて、手術室へ歩いて向かう。

今回は全く緊張してないので、機材やら道具やら隅々見てしまった。

見ても分からないけど興味津々。

 

手術台に寝そべって着衣をバリィされる。

 

硬膜外麻酔がないので、早速ガス吸入。

今回は何とマスク越し。

マスク越しじゃ効かないんじゃない?

マスクの布経由で漏れたガスで、みんな眠くなっちゃうんじゃない?!

などくだらないことを考えている間に、まぶたが重くなりブラックアウト。

 

「無事終わりましたよ〜」と起こされたら、全て終わってた。

時計を見ると13:20。2時間弱ですかね。

 

早速ボディチェック。

今回は腰が痛くない!

前回みたいに健側の脚を下に下げなかったのかな?

喉も痛くない。気持ち悪くない。寒くない。

足先も普通に動く。

硬膜外麻酔してないからか。

してないから、手術したところも痛い。

感覚があるって、そういうことよね( ;  ; )

 

何か前回と違って意識がクリアなので、待機部屋でも子供みたいにあちこちキョロキョロ。

 

看護師さんが迎えに来たので、「痛いです。」と素直に申告。

「ですよねー」と返されて終了。

 

ベッドに移され、点滴の種類が増える。

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この点滴を始めたら痛みがおさまった気がする。それとも冷やしてるから?

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キンキンに冷やしてやがる。

 

今日は尿管がないからか、割とすぐに自分の服へお着替え。

何か、脚の冷やすやつがカッコよくなってる。

前はタオルに包んだアイスパックを山積みにしてたのに。

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ポッケにアイスパック入るの、ベストポジションに調整できて便利すぎる。

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前より元気とは言え、スマホを見ると疲れるし、胃もムカついていて、身体がたたかっているのかな。

 

隣のおばあちゃんが大のほうをしたので、酸素マスクで新鮮な酸素を吸っているような違うような感じになる。

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16時頃、お腹の音を確認して、お水オッケーに。

尿管なしなので、トイレはお布団でするとのこと。

そんなの恥ずかしくて、ちょっとしたいくらいでは呼べない…。

微妙な尿意に、見て見ぬふりをする。

 

酸素が外れたので起き上がってみると、ベッドの机に、主治医のお願いメモ付きの書類が。

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「研究のため、今回の手術で滑膜を10gほどいただきました☆」とのこと。

事前に同意してますからね。

保存療法ではなく手術適用の人400人ほどから、色々集めるらしい。

抜釘迷ってたけど、先生の知見になり治療に役立つなら、やった甲斐があるな。

 

18時になると、夕飯出てきた。

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主治医が「夕飯は出せないかなー!」と何度も言っていたので、看護師さんに確認すると「何か急遽出せるようになったらしいです!」とのこと。

 

急遽なのでメニューも手書きだった。

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「お食事できたら、点滴外して車椅子座れますよ」と鼻先のニンジンを出されたので、喜んで食べる。

いつもよりは食欲薄めって感じかなー、モグモグ。

今日も大変美味しゅうございました。

 

私の大好きなフットポンプを外し、車椅子準備。

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ドレーンの袋、やたら可愛いのに中身がスプラッタなのがすごい。

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血袋を首にかけて、トイレへ。

手術当日でも、床に足をつけられるし、余裕っすね。

 

車椅子なのは脚のためというより、全身麻酔をしてフラつく可能性があるから念のため、という理由らしい。

 

点滴はまだ抗生剤があるから、仮外しだった。

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しかし骨切りの時と比べたら楽だな〜!