術後54日目 執筆者に主治医発見
(傷写真がありますので、Uターン推奨です)
杖無しで家の中を歩き始めて4日目、普通の歩き方にならない。なぜか患側の土踏まずが浮いてしまう。
動きが増えると、傷のまわりがジワジワ赤くなる。
傷は股関節側がドレーン、膝のは関節鏡。なぜか時々かゆい。
意識すればまっすぐ歩けるが、痛い立ち方を避けようとすると跛行(うまく体重を支えられず、アンバランスに歩く状態)になってしまう。
痛いのを避けて筋力をつけないと、この歩き方を続けてしまうとのこと。
でも痛いですしww
「歩き方が分からない」と子供に愚痴を漏らしたら「そんなことあり得るの?」って言われた。
ウォーキング教室とか行けばいいのかな。
ロコモの立ち上がりテストをすると、右脚は余裕なのに左脚は全く立てない。
立ち上がりテスト | ロコモONLINE | 日本整形外科学会公式 ロコモティブシンドローム予防啓発公式サイト
これが患側でできるくらい筋トレすれば、上手く歩けるのかしら。
でも一つだけ、術前と術後もできなかった動きが、できるようになった。
仰向けになって、脚をまっすぐ上に向けて、左右に振る動き。
左脚を外側に振った時、激痛だし脚も動かず戻せなかったのが、いつの間にか戻せるようになってた!!これはずっとできなかったので、急にできて驚いた。
内側広筋の力なのかな?
自主リハする時に復習のために読んでいるリハ本、一人じゃなくて色んな病院の先生が執筆しているんだなぁ、と目次を眺めていたら、主治医が執筆してる章を発見!
何か嬉しい。
紹介状を書いてくれたかかりつけの先生は同科の出身で、「頭が良くて、性格も良くて、技術もすごくて。頭脳も何もかも桁違いな感じ」と大絶賛していた。
実際、その通りだった。無駄が無く颯爽としているんだけど、親身で丁寧。
先生は千回以上聞いているであろう膝の素朴な疑問にも、分かりやすく答えてくれた。
天は二物以上を与えまくっている。
一体いつ執筆や研究をしているのかと思うくらい、患者に時間をかけているように見えた。回診は毎日来て、朝も夕も来た日もあった。
膝で有名な先生は、みんないつ寝てるの?というほど仕事に打ち込んでいて、本当に頭が下がる思い。同じ人類とは思えない。尊敬。
数々の整形外科で「リハビリに毎日来ないと歩けなくなるぞ」と、困ってる上に怒られる日々だった私にとっては、突然に雲間から現れた神様。
人工関節と違って痛みが完全にひくわけではないけども、リハビリを頑張って同手術の最高記録のいい結果を出したい。
でもリハビリ飽きる。千里の道も一歩から。