術後37日目 術前に戻りたくない
昨日のリハビリの後から、日常生活は片松葉杖に切り替えた。
許可が出たら積極的にやっていかないと、予定通り外れないしね。膝がこわばるし疲れるけど、これもそのうち慣れるだろう。
まだ松葉杖に頼っていて、左脚がどのくらい良くなるのかは未知数。
でも寝返りの激痛が無くなり、夜ぐっすり眠れるようになってるので、手術で膝関節がぶつからない角度が変わったのは確か。
松葉杖は不便だし、セーフス(超音波治療器)は一回20分で長いし、リハビリの自主トレメニューは40分かかるし、脚のことにかなりの時間を割いている。
大学生のころ、ひまだーとかゴロゴロしていた時、健康な脚だからひまだったんだなぁ。。と感慨深い。
健康でひまというのは幸せなことなんだ。当たり前だと思っている健康を損ねて、体の不具合は人生を奪っていくと実感した。
こんなに手間ひまかけて治療したんだから、術前のような症状に戻りたくない!という気持ちが強い。
・歩き始めたら術前と同じくらい痛くなったらどうしよう。。
・半月板が無いから、数年後にまた曲がってしまったらどうしよう。。
・どれくらい動いたらまた曲がるんだろう。。
「もう膝貧乏のあの頃には戻りたくない!」みたいな気持ちである。
主人に「寝返りで膝が痛くなくて幸せ♪」とLINEしたら、「そんなことを幸せに感じるくらい悪かったんだね」「膝貧乏」と言われて、しっくりきてる。
悪化しないためなら、長時間移動する時のためにマイ車椅子を買ってもいいと思っている。
でも本当に車椅子が必要な人たちのために公共のバリアフリーは存在していると思うので、手術で治した私が予防のために座ったらダメだろう。
でも膝貧乏に戻りたくない。。お出かけを控えてしまいそう。
貯金をタンスに入れて眺めるみたいな。
膝使ってナンボなのかなぁ。機能を維持する程度に動かして、あまり負荷をかけないように、という考えはどうなんだろう。
外来で聞いてみよう。
知りたいことがありすぎてググっていると、「日本 Knee Osteotomy フォーラム」で第8回の情報が出ている。
http://kneeosteotomy.kenkyuukai.jp/information/information_detail.asp?id=95765
DFOの話が気になる。。。!
A-5-1.外反膝に対する大腿骨遠位骨切り術の拡大適応の功罪
P-2-5.外反膝に対する DFO の際の臥位での下肢全長アライメントの重要性について
もちろん素人の私が聞いたところでアラビア語を聞くくらい分からないんだけど、股関節に対する術前・術後の角度の変化とか素朴な疑問もあるし、何より先人たちの予後も気になる。
開催済みの、第7回の抄録は隅々読みました。
http://kneeosteotomy.kenkyuukai.jp/information/information_detail.asp?id=81306
「3. Distal femoral osteotomy (DFO) 」を読んで、この手術が大工仕事のようで注意点もたくさんあって、どこかが傷ついたとしてもおかしくないんだと思った。
先生方が日夜研究してくださるおかげで、私がこの治療を受けることができたんだとしみじみ。