はと X脚 変形性膝関節症 骨切り記録

10才で左膝外側円板状半月板摘出、40代で同膝の末期の変形性膝関節症。生まれつきのX脚で外反が増悪。45才で遠位大腿骨骨切り術を受けたので、その記録。

術後1日目 管だらけ

朝の検温タイム。看護師さんに眠れたか、足の痺れが無いか等、聞かれる。

37度程度の微熱あり、体は術後という感じ。

依然として腰が痛い。電動でベッドを起こしたら楽になったので、起こして過ごす。

 

※この時の自分をビンタしながら説教したいのが、ずっと同じ姿勢で居たこと。

後々、激しいお尻の痛みに苦しむことになる。。。

 

朝ご飯が出てきて何となくびっくり。脚の手術だからすぐ食べられるんだ!

普通に食欲モリモリだし美味しい♪

しかしトイレ(大のほう)に行きたくなったらどうすれば。。。と不安になるが、食欲が勝ってケセラセラになる。

 

回診の医師と看護師が来て、車椅子に乗ってみてと言う。脚が棒みたいなのでどうしたらいいかわからないものの、乗れるから乗れと言っているものだと理解して腹筋など総動員して乗ろうとしてみる。

そもそも車椅子への正しい乗り方を知らないので、バレリーナみたいに右脚で回転しながらドシンと乗ったら「若いからポテンシャルがすごいww」と言われた。

何か乗り方を間違えてることは察した。

 

骨切りだから?「若い!」とか「すごい動ける!」って何回も言われた。人生でこんなに若いって言われることもうないと思うので、ありがたく堪能。

 

これが、手術翌日のリハビリらしい。この後は車椅子に座ったまま放置プレイ。

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ダル重い脚を見つめながら茫然とリハビリ

誰かいますかー!というほどの長い時間を過ごしてたら、お昼ご飯になった。

頑張って座ったからカロリー使ったよね。もぐもぐ。

病院のご飯の写真、結構美味しかったので毎回撮って見せたかったです。

 

創部はアイスパックで冷やす。3つくらいで囲んでいるので、布団の中が北極である。

部屋が涼しいのでもうすごい寒い。

非常時のために持ってたダウンベストが大活躍した。

整形外科に入院する際は、防寒具をお勧めします。。

 

採血するというので、いつも通り失敗を覚悟して臨む。

次々と敗れる看護師さんたち。合わせて4人x1人3試合で初戦敗退。

右腕、左腕、下腕、手の甲、足の甲、全て失敗。

足の甲は初めてだったのでビビったが、硬膜外麻酔のおかげか痺れて感覚が鈍かったw

しかし採れないので意味なし。もう刺され過ぎて拷問みたいになってる。

血管細い練習台として生きていきます。

 

採血格闘中に主治医が回診。「採血上手くいかないの?」と聞いたので、もしや先生がやってくれる?!と思ったところ「頑張ってね」と爽やかに去っていった。

シェーン、カムバーック!僕の動脈を見てくれぇぇぇ!

※医師だけが動脈から採血できるそうです(看護師は不可)

 

ふぅ。夜に再戦するというので、宿題が後回しになったような複雑な気持ちになる。

夜、検査技師さんに言われた取りやすい場所を血管を教えたら、成功した!もう毎回ここから取って欲しい。

 

今日は管につながれて、術後って感じの1日だった。

痛みは多分痛いけど、術前の激痛と比べればじわーんという傷の痛みなので、痛くないにカウント。