はと X脚 変形性膝関節症 骨切り記録

10才で左膝外側円板状半月板摘出、40代で同膝の末期の変形性膝関節症。生まれつきのX脚で外反が増悪。45才で遠位大腿骨骨切り術を受けたので、その記録。

術後13日目 退院後に困ること

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今日から出勤しようと思ったが、予定通り明日からで良いとのこと。

子供は実家で遊園地に連れていってもらってるので、今日は家に一人。


生活は「まだ入院してたら良かったよ。。」と思うくらい不自由。
痛くないので普通に歩けそうなのに、歩くのが禁止されている感じ。

骨癒合が待ち遠しい。傷はびっくりするほど早くくっつくのに、骨は遅いなぁ。

 

退院後に困ったことは、以下のようなこと。

 

・両手松葉杖のため物が持てない

一番できないことがこれ。着替えを持つのも大変。松葉杖の手に袋を持って入れれば少しは持てるが、少し重いだけでグラグラと不安定になる。

何か運ぶ旅に毎回リュックに入れていたら一日が足りない。

車椅子だったら椅子や後ろのポケットに入れられるので、やはりあったらいいと思った。

不便すぎて他の人がどうしてるかググって、一つ真似したのは転がる何かに入れること。私は生協で届いたものを、キャリー付きの椅子にかごを載せて、松葉杖で交互にバシンバシン叩いて進ませたw

結局、母が来てくれなかったら料理も洗濯も簡単にしかできなかった。

シーツなど洗えないし干せない。無理に家事をやろうとすると転ぶ。

 

・松葉杖で狭いところを歩く方法をリハビリで習ってない

クローゼットのような狭い場所をどうやって通るか分からなかった。

そのうちカニみたいな横歩きを開発するなどして段々慣れてくるが、最初は不安定で膝を突いてしまいそうだった。

 

・少しの段差が困る

普段だったら気にもかけないような段差で、キャリー椅子が止まるので不便。

風呂場で松葉杖無しで入る時も、椅子に一回座って段差を超えないと風呂に入れない。

(濡れた風呂場は滑るので松葉杖をつけない)。

 

・慣れるまでものすごく筋力が必要

松葉杖は手や腕、背中のあたりの筋力がかなり必要に思う。

体力がないお年寄りだったら無理なのでは?というハードさ。

非荷重だとさらに倒れないようなバランス感覚も必要なので、もっと大変そう。

もちろん慣れはする。私は一ヶ月目で、休憩なしで整形外科を行き来できるようになった。

 

・膝は元のままなので、動き始めはこわばる

膝は軟骨再生のためドリリングして出血させていることもあるのか、角度によっては前のように痛む。膝回りの筋トレを頑張らないと、膝がぐらついて痛みが出そうだと思った。

夜中トイレに行くときなどは、以前と同様にこわばって曲がりにくい。これは時間が解決してくれるのだろうか。

 

・キャリー椅子での料理が危険

座ったまま椅子を転がして料理していると、うっかりお湯をこぼして足にかけたり、鍋をすっ飛ばしたりした。油がはねたときに、熱くて足をついて逃げてしまったこともあり。

料理はタイミングがあるので、慣れない動作で行うと難しい。

できるだけ無理しないでレトルトなど活用したほうがいいかも。

 

うちは元祖母宅でバリアフリーだったので、病院まで楽ではないがそこそこ快適だった。

段差が多かったり、エレベーターが無い家の人は、医師に相談して退院の時期を適切に設定したもらったほうが良い。

トイレが階上だったら、夜中転んでしまいそう。