はと X脚 変形性膝関節症 骨切り記録

10才で左膝外側円板状半月板摘出、40代で同膝の末期の変形性膝関節症。生まれつきのX脚で外反が増悪。45才で遠位大腿骨骨切り術を受けたので、その記録。

はじめに

自分と同じ症状に悩む人の参考になればと思い、記録します。

 

・幼少時の円板状半月板(全摘出)

・二次性の変形性膝関節症(若年)

・X脚

・大腿骨遠位骨切り術(DFO)

 

50代以上のO脚の高位脛骨骨切り術(HTO)は多くヒットしますが、遠位大腿骨骨切り術(DFO)だととても少ない。

私が参考にしたのは、以下の方のブログです。大変ありがたかったです。

 

・関節鏡外科医のblog http://blog.livedoor.jp/hiroshi0273/
・変形性膝関節症きりこの骨切りブログ http://kotsukiri.main.jp/jublog/
ジャスミンのつぶやき http://jasmine3939.blog.jp/ 

 

関節鏡外科医のblogの中山 寛先生には、一度人工関節の手術が決まった後にメールで相談してみました。「関東だと、4月から川崎幸病院に竹内良平先生がいる」との返信をいただきました。

(お忙しい中、突然のメールにも返信をくださってありがとうございました。)

竹内先生といったら、変形性膝関節症でネットを検索している人だったらみんな知ることになるであろう、骨切り界のスーパードクターです。

20190711_テレビ東京_よじごじdays_川崎幸病院_竹内良平医師 - YouTube

 

少し考えましたが「骨切り術を行っている順天堂の膝の専門医が人工関節と言うんだから、竹内先生でも人工関節になるかも。。」と思い、セカンドオピニオンはしませんでした。

また、竹内先生の元には横須賀時代の患者さんもたくさん来るだろうし、そこの行列に並ぶ覚悟もありませんでした。

及び腰だった人工関節で手術予約をした後も、セカンドオピニオンしようと思わなかったのは、順天堂の先生の説明がとても分かりやすく、理解してもらっている・信頼できると感じたためかと思います。
できることとできないこともはっきりしており、また私が膝で何に困っているか・どんな状態かを的確に言い当てくれました。

何に困っているのか、何ができるようになりたいのか、そこに合わせた治療を目指している感じがして、どんな結果でも多分納得できそう、と思えました。

私が困っていたのは「角度によって突然感じる激痛、立っている時の疲労」でした。

仕事で外出するのも大変、最後は職場でトイレに立つのも大変でした。

なので「耐えられる程度の痛みになる、長い時間立てる」のが目標です。

 

あとは「DFO knee OA」で検索して、文献や海外のブログなどを見ました。

 

・ 外側型変形性膝関節症に対する大腿骨遠位部骨切り術の経験

https://www.jstage.jst.go.jp/article/nishiseisai/65/4/65_686/_pdf

 

これが、私の脚のレントゲンです(術後2週間)。DFOでまっすぐになっています。

 

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ビフォーアフター

術前は足を外側に向けて、体が傾いています。体の重心を真ん中にするため、この姿勢でバランスを取っていたようです。

外反の角度が大きく、たくさん骨を切ったそうです。

 

術後はまっすぐ立てています。

もともと外反気味なので、健側に合わせて患側も外反気味程度に修正されています。外側が痛んでいるからといって、内反まで傾けると、左右のバランスがおかしくて歩き方に影響がでるそうです(と、説明を受けました)。

 

私の体験記が、同じ症状の方の参考になると嬉しいです。